準備のメンタル

はじめまして、Yoh-Heyです!本ブログ最初の記事は「メンタル」についてです!

メンタルという言葉はみなさん知っていると思います。今回書かせていただく内容はメンタルについて、いわば当たり前の内容です。それでも選手・指導者・保護者の皆さんには必ず知っておいていただきたいと思い、記事にしました。

準備のメンタルとは何か

シンプルに「メンタルが弱い」という言葉を見ると、「メンタル」とは「プレー中に考えていること、心の動き」と考えるのがセオリーですし、正解だと思います。が、そこについての調整方法はまた今度。

一般的な話として、インターネット上には「マインドセット」「メンタルセット」と検索すると素晴らしい内容がたくさん出てきます。特にYoutube動画などを観ていただけると、心動かされる内容がたくさんありますし、繰り返して視聴しても必ず力になってくれます。これは上記のメンタルについて考える時の力になってくれると思われます。

一方、今回は「準備のメンタル」ということで練習や試合に向けてのメンタル作りについて。言い換えれば、練習や試合の時以外の時間をどのようなメンタルで過ごすかということについて述べさせていただきたいのです。特に、アスリートにとっての具体的な「準備のメンタル」について伝えていきたいと思います。

ざっくり言うと「こういう考え方で練習や試合に臨むと、(色々な意味で)成長できるよ。」という内容をこの記事で知って欲しいのです。

準備のメンタル=成長のためのメンタル

先に伝えてしまうと、人間は誰しも何も考えなくても成長します。でも「どのように成長したいか」が明確でないと「(自分が)望むような成長」は得られない、と私は考えます。

この「どのように成長したいか」を決める過程が「準備のメンタル」であり、特にアスリートにおいて非常に重要です。今回私が「準備のメンタル」を作るために伝えたい方法は以下の通りです。

  1. 知識を得ること(指導・会話・本・SNS・インターネット)
  2. 知識について整理し、他の人に伝えること(練習・日記・SNS・会話・プレゼン)
  3. 周りの人から意見をいただくこと(会話・コメント・リプライ・質疑応答)

この過程を通り結果を振り返ると「自分として大切にしたいことは何なのか」が明確になります。私はれを「準備のメンタル」として、練習や試合以外の時間にぜひやっていただきたいのです。

でも、何を題材にすればいいか分からないという気持ちもあることと思われます。そのヒントについてもう少しだけ述べさせてください。

アスリートにおける準備のメンタル

アスリートにおける例についても考えてみたいと思います。ごく簡単なものはそのスポーツを始めた理由です。私も少年期〜壮年期まで野球を続けていた感覚から、以下に具体的な例と準備のメンタルを作る方法について考えてみます。

《スポーツをする理由》

  • 仲間・指導者・支援者と時間・感情を共有できることが楽しい
    • 自分が「楽しい」と感じることの理由を突き詰める
  • 練習が結果に結びつくことで達成感が得られる
    • 結果に結びつく練習方法を突き詰める
  • 誰かに勧められた
    • なぜ勧められたのかを突き詰める
  • (進学などのために)必要だと考えている
    • 具体的になぜ必要なのかを突き詰めてみる

○(白まる)の行動をとることで、その前に述べた「1.知識を得ること」につながります。あとは、「2.他の人に伝えて」「3.意見をもらい」ましょう。

1→2→3の過程でどう感じましたか?

指導者における準備のメンタル

指導者・保護者の皆さんには、適切なタイミングでアスリートたちが「準備のメンタル」を作れるよう、誘導していただきたく思います。

すると、アスリートが自ら目標をもって練習・試合に取り組み、有意義に練習外の時間を過ごすことができます!これが指導者側からしても理想的な状態であることは疑う余地がありません。

Q1.どうやって誘導したらいいの?

→まずは「聞き役」に徹していただきたいです。そしてアスリートたちに疑問を投げかけることで、彼らなりに考えるきっかけになると考えます。様々な人に伝えることで、どんどんアスリートの成長につながります。

Q2.どのタイミングで誘導したらいいの?

→「何をすれば良いか分からない。」といった時に、何度見ても必ず支えになってくれます。アスリートが悩んでいる時にこそ「準備のメンタル」に立ち返ることで目的地が明確になります。

Q3.どこで誘導したらいいの?(場所)

→できれば競技に関係のない場所が良いと思われます。また出てくると思いますが、「準備のメンタル」はあまり急かさないほうが効果的です。

注意点…

  1. 人間が楽な方へ流れてしまうのは自然なことなので、強制的に「準備のメンタル」を強いることは望ましくありません(難しいですが)
  2. 「準備のメンタル」を速く実行することが重要ではありません、急かさないでください。(私は10年くらいで知識を集め、1年くらいで周囲に伝え、人生すべてをかけて意見をいただいているイメージです)
  3. アスリートの皆さんは環境のせいにせず、自分で環境を掴み取ってください。
  4. 指導者の皆さんは、アスリートたちを望むべき環境に押し上げてあげましょう。

まとめ

  • 準備のメンタルは成長するために必要です
  • 知識・情報を得る⇄整理・伝えることが準備のメンタルにつながります
  • アスリートはスポーツを続けている理由を考えてみましょう
  • 指導者さん・保護者さんは聞き役から始めましょう

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